シャミ子「じゃあどうしてSNSとかで私に桃の色んな事教えてくれないんですか？みかんさんは色んな事話してくれます。全部私の知らない桃の昔の話。イライラします。モヤモヤします。桃はなんにも教えてくれません」

桃「うん、でもそれは…色々あったから……言いたくない事も、あるし」

シャミ子「じゃあ『言えば解決する』って言うのは嘘じゃないですか。桃は嘘つきです。秘密ばかりです」

桃「そうだよね。ごめんねシャミ子。でもこの街の外は本当に危険だから、シャミ子がもう少し強くなるまで知らない方が良いって思ったんだ」

シャミ子「……私が強くなって桜さんがかえって来たら桃はまたどっか行ってしまうんじゃないですか？」

桃「そんなこと…今シャミ子の側にいるのは姉が理由じゃないよ。シャミ子がシャミ子だからいるんだよ」

シャミ子「じゃあ桜さんより私の方が大事って事ですか？」

桃「もちろんそうだよ」

もんもが悪いんですよ

シャミ子「ふーん。もし桜さんがかえってきたら、それを桜さんの前で言えますか？」

桃「シャミ子、どうしてそんないじわる言うのかな？そんな傷つけるような事言えるわけない……」

シャミ子「……もし街の外でなにか危機があったら桃は私じゃなくてみかんさんを連れていくと思うんですよね」

桃「話がコロコロ変わってわからないよシャミ子……」
桃「ねえ、これもう解いてよ。みかんにも相談してそしたらシャミ子の良いようにできるかも……」

シャミ子が重いんだよ…

シャミ子「あんなにたまさくらちゃんのこと好きなのに…」

桃「たまさくらは姉と関係はあるけれど私が好きなのは姉のエーテル体じゃなくてたまさくらちゃんだから」

シャミ子「じゃあたまさくらちゃんと私なら」

桃「たまさくらちゃんは好きとかじゃなくて支えるべき存在だから」

桃「シャミ子も好きだけどそういうのではないんだよ」

シャミ子「もういいです。そうやって謝られるの飽きました」
チャキ

シャミ子「今からナイフで少しずつ切って行きます。注射器の方が良かったのですが注射器は嫌いなので……おしおきもこめてナイフにしますね」

桃「やだ…やだ…シャミ子こんなのやめてよ…」

シャミ子「少しづつやりますから消滅ギリギリまで血を奪うことにはならないと思います。眷属に出来ればそれでいいので…でもその前に……ふふ」

すーっビリッ

桃「や、やだ！」

シャミ子「桃の肌きれいですよ…」

桃「こんなの私の好きなシャミ子じゃないよ」うるうる

シャミ子「私は今の桃のほうが好きですよ…」スッ…

チュ

桃「あっ…」

シャミ子「桃が悪いんですよ……」ペロッ

完全に闇落ちしてやがる

これはまぞくじゃなくて魔族

茶番だったのかよ

みかん（ほんとこの2人かわいいわ……あまさかんな言葉攻めしてるなんて……これだからのぞきと寸止めがやめられないとめられない……！）ｿﾞｸｿﾞｸ

みかんさん！友達じゃなかったら多分犯罪だぞ！

杏里にミカンをオチ要員にするなよ

おわり
シャミ子がガチガチに言葉攻めしてるのが好き割と好き

うーんこれ勝

やはり狙っていたか
策士ミカン

おつまぞく！

これは可能性を感じるSS